志望動機やエントリーシートの書き出しはどうすべき？

最近の就職活動をみていると、インターネットなしでは活動自体に支障がでるくらいインターネットへの依存度は高まっています。

動機を記した書類も、インターネット上でエントリーシートを提出するという方法を採用している会社も多数みられます。 そうした会社の人事担当者は何百通、いえ何千通というエントリーシートに目を通さなければなりません。

その中で興味を引いて読んでもらうには、書き出しに注意する必要があるでしょう。 就職書類は作文や小説とはちがいます。作文や小説では、いちばん重要な言い回しを文章中盤や後半の盛り上がったシーンに配置することが多いでしょう。

一方就職書類はビジネス書類の一種です。 ビジネス書類では、時間のないなかでいかに短時間に内容を理解してもらうかが重要です。

そのため、いちばん大切な結論をいちばん初めに簡潔に記述するのが決まりとなっているのです。 動機を書くときにも、最初の部分で「私の志望動機は○○です」と短く要点をまとめて記述し、そのあとでそうした動機に至った経緯や理由を順序だてて記すのがコツなのです。

時間のない忙しいビジネスマンはもって回した言い回しやまとまりのない長文に接すると、読み流してしまうか途中で読むのをやめてしまうこともあるかもしれません。

一方、短時間に要点をしっかり理解できる志望動機であれば最後まで読んでもらえるでしょうし、人事担当者の記憶にも残るでしょう そのためにも、ぜひ最初の部分は工夫したいものです。

結論を短い文章で書くことや、複数ある要点を列挙してまずは書き出しで全体像を知らせることが、就職活動の書類をまとめる秘訣になるのです。