語学業界の志望動機の書き方と例文
語学業界も、新規参入が激しいです。小規模の英会話スクールから留学センター、オンラインスクールなども増えてきており、自分がこの業界でどうやって生き残っていくべきないのか?
将来設計をしておきたいものです。翻訳、通訳などもクラウド化が進み、個人のスキルが重要視されています。コミュニケーション能力が重要視されるので、海外経験はもちろんですが、対人関係のスキルを履歴書に盛り込みましょう。
例文①)
東南アジアで仕事をしてきました。
具体的にはカンボジアが最も長く、あとは中国とタイです。
そのためカンボジアの文化や言語には親しみがあり、貴社の経営される日本語学校の生徒さんとも意思の疎通を通わせることができると感じています。
日本語教師の仕事は、日本の文化を世界にアピールできる誇りを持ってできる仕事だと思います。
例文②)
貿易の仕事で主に中南米との取引業務に長年携わってきたため、ビジネススペイン語には堪能です。
特に機械関係の専門用語には慣れており、工業製品のスペイン語への翻訳業務も行なえると確信しております。
例文③)
ハワイ生まれで16歳で帰国した帰国子女です。
ハワイの英語はメインランドの英語とは違いますが、4年間ボストンで通学したので標準的なアメリカイングリッシュを教えられると思います。
もっとも友達と話すときはスラングが多いため、授業を行なうときは注意したいと思います。
語学力の強さをアピールする志望動機の例文と見本
例文①)
大学を卒業後、商社の貿易担当として税関業務を中心に仕事を行なってまいりました。
結婚後は留学生の支援活動などを行なってまいりましたので、生きた英語に接する機会が多かったと思います。
話せる英語を中心に授業を行なっていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
例文②)
TOEICに長く携わってきました。今のスコアは839点となっています。
ビジネスのグローバル化に伴って、英語力はますます必要になっている気がいたします。
使える英語をモットーに、できるだけTOEICでの点数もアップできるよう指導していきたいと思います。
例文③)
大学英語科の時代から英語教材作成に携わってきました。
カセットテープからウェブレッスンへと時代も移り変わりましたが、英語もどんどん変わっているので驚きです。
毎年アメリカ旅行を行なって、今の生きた英語に接するようにしてきました。
日本人が悩む英語力の解決に微力ながら少しでも貢献できたらと考えています。
留学経験をもとにした志望動機の例文
例文①)
米軍がある基地の町で育ち、両親の経営する店にやってくる米兵たちとの会話で知らず知らずのうちに英語を身につけていました。
文法の解説となるとまだまだですが、生きた会話なら誰にも負けない自信があります。
日系二世の友人もいますので、校外学習など機会ももてるのではないかと考えています。
例文②)
大学を中退してダンスエクササイズを学びに単身渡米した経験があります。
高校時代から英語は不得意で、最初は道を尋ねても話が通じないほどでしたが、生活するうちに慣れてきて友達はほとんどアメリカ人になるくらいでした。
子どもたちにキッズイングリッシュを通して、生きた英語に接して欲しいと思っています。
例文③)
アメリカ留学後に、日本へくる留学生を支援するボランティア活動を長年行なっています。
言葉よりもずっと深刻な文化の問題にずっと付き合ってきました。
日本語クラスを通じて言語だけでなく、異文化との付き合い方などこれまでの経験を活かした授業を行なっていけたら、と考えています